2026.08.05
お知らせ他の作物にも使えますか?

展示会などへ行くと「みかん以外でも使えるの?」というご質問をいただくことがあります。これまで貯蔵みかんでの活用事例をご紹介する機会が多かったため、そのようなイメージを持たれる方も少なくありません。しかし、エアーリバイブの可能性は、みかんだけにとどまりません。
エアーリバイブは、農作物の成熟や劣化を促進する植物ホルモン「エチレンガス」を分解することで、鮮度保持をサポートする装置です。エチレンは多くの果物や野菜から発生するため、みかん以外の農作物にも活用することができます。これまでの販売実績としては、トマトやしいたけで導入いただいております。


さらに、これまでに柿・キウイ・グレープフルーツでも実験を行い、エアーリバイブの有効性を確認してきました。また、果物だけでなく、野菜の材料を保管する保管庫での実験では、野菜が時間の経過とともに柔らかくなる現象が抑制されるという結果も得られています。エチレンの影響を受ける農作物は多く、エアーリバイブはさまざまな品目への応用が期待できます。
現在は、フィンガーライムやブロッコリーでの実験も検討しています。フィンガーライムは高付加価値な果実として注目されており、鮮度保持は商品価値を左右する重要な要素です。また、ブロッコリーは収穫後の品質変化が早い野菜の一つであり、鮮度維持が流通や販売における大きな課題となっています。こうした作物でも効果が確認できれば、生産者の皆さまに新たな価値を提供できると考えています。今後もさまざまな作物で実験・検証を重ね、生産者の皆さまが抱える「より長く新鮮な状態で届けたい」「食品ロスを減らしたい」という課題解決に取り組んでまいります。

