2025.06.18
お知らせ今度はキウイフルーツの実証実験です
エアーリバイブはテレビ静岡の「ただいまテレビ」の中でSDGs特集として紹介されたことがあります。そのYouTubeを見てくださったキウイフルーツカンパニーJapanの平野さまが興味を持ってお電話くださいました。キウイフルーツも保管している間に腐ってしまうことがあるそうで、エアーリバイブで試してみることになりました。
実験内容としては、エアーリバイブの光触媒によるエチレンガスの分解と腐敗菌の抑制効果を検証しました。検証に使用する品種はヘイワードで、通常、冷蔵庫の乾燥を防ぐため密封して保管しているということで「密封あり」「密封なし」で各々100個を対象にエアーリバイブを設置し違いを観察しました。
結果は下の表の通り「密封なし」の方がロス率14%で、「密封あり」の方が28%と倍の数値になっています。「密封あり」の環境では湿度が過剰となり、かえってキウイフルーツの劣化(カビ・腐敗)が進行してしまいました。その点、「密封なし」の方は乾燥による劣化はありましたが、エアーリバイブにより保存状態が安定しています。
みかんの場合でも冷風機の乾燥による果皮の縮みが課題でしたが、今回のキウイフルーツでも乾燥というのが果実に対してとても負担を与えるのだろうと考え、湿度管理をどうしていくか今後も試験をできたらと考えています。