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2025.06.04

お知らせ

エチレンガスの減少

4月2日に掲載しました静岡県農林環境専門職大学・山家先生の研究、第3弾・エチレン濃度に及ぼす影響です。エアーリバイブは有機物であればなんでも分解しますのでエチレンガスも分解します。ただ、目に見えないものであり、本当に分解されているか疑問に思う方もいらっしゃると思います。そこで、山家先生の研究結果をご紹介します。

実験内容はPPパット容器に青島温州果実を9個入れエチレンライト処理後、ラップで容器全体を覆い24時間後のエチレン濃度を検知管にて測定しました。

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上の画像が検知管による測定結果で、青い部分がエチレン検出を表しています。結果、エアーリバイブありの方はエチレン濃度が顕著に減少することが確認できました。そして、エアーリバイブなしの方はエチレン処理24時間後においてもエチレンが容器内に高濃度で存在していることが分かりました。

数字でもエチレンガスが分解されていることがおわかりではないでしょうか。エチレンを多く排出する農作物の保管場所での使用や野菜と果物を混載して置く倉庫などでも使えるのではないかと考えています。今後、みかん以外の農作物でも実験を試みたいと思います。

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