2025.09.24
お知らせ初めての実験
ホームページではみかんをはじめいろいろな農作物の実験をご紹介してきましたが、一番はじめに何で実験したと思いますか?実はみかんではなくパンでした。
私たちが光触媒と出会ったのは6年ほど前でした。光触媒の効果を手っ取り早く試すのに、カビが生えやすいパンが最適だろうと2パターンで試してみました。まずは二つの水槽の片方に光触媒を入れ、食パンがどうなるか試してみました。5日目にはエアーリバイブなしの方にカビの繁殖が見られましたが、エアーリバイブありの方は変化が見られません。(画像:上)
2つ目の実験は、はじめは光触媒を入れて様子を見た後、取り除いてどう変化するか試してみる実験です。光触媒を入れてスタートから15日、特に変化は見られませんでした。(画像:上)その後、光触媒を取ると2日でカビが点々と出てきました。(画像:下)そして、5日目にはあっという間にカビの範囲が広がり、7日目にはもう全体に一気に広がっていったというかんじでした。ちなみに、水槽の中の平均気温は28.4℃、平均湿度は73.4℃でした。
この結果から光触媒の力のすごさを実感することができ、開発の転機ともなった実験でした。